October 21, 2014

和歌山・味のある建物案内・その3

ふらりと和歌山県最西端の地を訪れてみた。日の岬である。ここは国民宿舎があり、その一帯が「日の岬パーク」になっているらしい。最南端の潮岬は何度となく訪れている。最西端の日の岬はどんなもんだろうか。

ぐるぐると岬の道を上ってゆく。見晴らしはいいけれどRのきついコーナーが続くので、まるでF1モナコGPの気分だ。スピードは10分の1程度だけれど。坂を登ると駐車場があった。駐車場にカブを置く。背後にピンク色の建物があった。

20141005_151705

カラオケルームだった建物だった。うち捨てられた什器がもの悲しい。

20141005_151936

「乾きを癒やし、弱気を挫く」ドリンクコーナーだったのだ。それも今は昔。挫けてしまったのだろうか。右手の建物を目指して登ってゆく。アメリカ村資料館があった。

日の岬の手前には、アメリカやカナダに移住した人たちが日本に戻ってきて定住した人たちが暮らす地域がある。その名もアメリカ村という名前で、同名のバス停もあり、北米風の平屋のシンプルでモダンな家が今も残っている。ちなみにこのアメリカ村資料館の一部はカナダ資料館でもあった。

この資料館では、「王貞治&ハンク・アーロン展」が開催されていた。

20141005_152830

しかし、日曜日だというのに全く人の気配がない。先っぽに惹かれてやってくるのは間抜けなライダー約一名のみということか。資料館の中には展望台やレストランの表示はあるが、扉が閉まっており、明かりも点いていなかった。

資料館の外にはこんなものがあった。

20141005_153138

「ケープトレイン」という遊園地の乗り物のようなものだ。モノレールだったようで、半径200メートルほどの弧を描くように、その資料館の周りを小さなレールの軌道が残っている。一回300円。残念ながら車体は残っていなかった。

岬の高い部分で見晴らしの良い場所なので、昔は賑わっていたのかもしれない。しかし、今は…。くどいようだが、人の気配がないのだ。私は人の気配を求めて、国民宿舎に足を踏み入れてみた。

Dsc00145

「日の岬シティーホテル 日の岬国民宿舎」と書かれている。「日の岬」の書体がレトロでいい。入り口の張り紙には日帰り入浴が500円と書いてある。一風呂浴びて行こうか。

しかし、フロントもロビーも誰もいない。薄暗いお土産屋さんをちらりと覗いて、カウンターのベルをチーン!と鳴らすと、のれんの向こうから従業員のお姉さんが出てきた。よかった人がいた。入浴したい旨を告げてお金を払うと、エレベーターで3階に上がって、廊下を突き当たりまで歩いて、もう一階分階段を上がって下さいとのことだった。ふむふむ。

ごぅん、と音を立てるエレベーターで上がり、昔の匂いがする廊下を歩く。部分的に赤い絨毯が敷いてあったり、案内の文字が明朝体で、紫のプラスチックの板でできた文字を、白い板に貼ってあったりして、全体に懐かしい。

脱衣場もこんな感じだった。

Dsc00146

Dsc00149

一体いつの時代からそこにあるのかと思わせる自転車をこぐ健康器具。マッサージ椅子は機能していないようだ。天井の扇風機は力なく風を送っている。

浴室内はこんな感じだった。

Dsc00147

窓ガラスに水をかけるとくもりが取れ、眺望はよかった。ちなみに女湯からは朝日が、男湯からは夕日が見えるらしい。

500円で貸し切り展望風呂を満喫し、ロビーに戻る。しかし、やはり人はいない。館内も静かなので、もしや私しかいないのでは?と思ってしまった。カウンター越しに「ありがとうございました〜」を声をかけると、さっきのお姉さんが出てきて挨拶をしてくれた。

結局、そのお姉さんしかいなかったのかもしれない。こんなに人がいなくて大丈夫なんだろうか?と大きなお世話ながら心配してしまうのだった。

サイト「じゃらん」によると素泊まり4000円から、二食付きでも7000円くらいで泊まれるそうなので、レトロ好き、昭和好きの方々は是非泊まってほしい。街の喧騒を逃れ、雄大な海と空を満喫し、大浴場をほぼ独り占めできるのだ。消えゆく昭和のレジャーブームの面影を味わえる、こんな宿は貴重だと思う。


|

October 20, 2014

和歌山・味のある建物案内・その2

しかし、いい天気だ。青い絵の具をべたっと塗ったような空に緑の木々。暑くもなく、寒くもなく、絶好の物見遊山日和だった。

「この奥」という電飾看板が脇道を指さしている。「どれどれ」とそちらに進む。

20141007_155602

脇道を進むと廃墟と化したドライブインが。窓は割れており、明らかに廃墟だ。しかし、傍らに停めたクルマの屋根に布団が干してある。古ぼけた布団ではなく、日常使われている新鮮な布団だ。

クルマか廃墟に人が住んでいるのだろう。私はすすすと立ち去った。

気を取り直して南へ進む。昔懐かしい感じのモダンな旅館があった。秋の空に静かにたたずんでいる。

20141007_160615

ここは廃墟ではないと思うけど、いまいち人の気配が感じられなかった。まあ、平日だし、観光地でもビジネス街でもないし、お客さんが極端に少ない可能性もある。

翌日も秋晴れだった。のんびりと青空の下を流す。ふと、道ばたのガソリンスタンドに立ち止まった。

20141008_145303

抜けるような青空と錆びたガソリンスタンド。ちょっとしたオブジェのようだった。とにかく静かで、信号が青になってしばらくすると、行き交うクルマの音さえ聞こえなくなる。

Dsc00190

灯油のスタンドが今にも緑に取り込まれそうだ。そして、事務所もしかり。

Dsc00189

屋根のガソリンのポンプが設えられた部分に錆が進んでいる。

Dsc00195

Dsc00193

いつか、結構近いうちに崩れ落ちるのではないかと、ざわざわした。熟した果実がぽとりと落ちる寸前に出くわしたような気持ちになった。

Dsc00196

いつまでこのガソリンスタンドがここに残っているか分からないけれど、形があるうちに見ることができて良かったと思った。

さて、次はどこを見学しに行こうか。(その3へ続く)


|

和歌山・味のある建物案内・その1

突然だけど、和歌山に住んでいる。

和歌山県は関西人にとってはミカン狩りや高野山、白浜へ海水浴などで割とイメージが湧きやすい場所ではあるけれど、正直関西以外の人にとっては、「どこ?」というレベルではないだろうか。そこで、和歌山県とはどういうところなのであろうか。数字を見てみた。

・人口は97万人
・面積の8割は山
・みかん、梅、はっさく、山椒、柿の生産量日本一

人口97万人というのは世田谷区(89万人)より少し多く、横浜市(371万人)と比べると1/4程度。県を区や市と比べるというのも変だけれど、まあそれだけ人口密度が低いことが分かる。

よって、色んなものが普及しておらず、JRでICカードが使えるのは和歌山駅くらいで、それより南はICカードが使えないばかりか、自動改札もなく、無人駅が多い。高速道路も途中から対面通行の一車線なので、そんなに高速で走れない仕様になっている。もとより、海沿いをぐるっと走るメインの国道42号線もほとんどの区間で対面通行一車線である。

そんな和歌山県だが、私のような趣味の人間には楽園のような場所だ。人が少ない、地元の食べ物が豊富で安くて美味しく、バイクで走り放題、古い建物観察し放題。秋晴れのある日、愛車スーパーカブ90でふらりと建物を見学に行ってきた。

さて、まず見に来たのは「オートスナック由良苑」だ。しかし、営業していない。俗に言う廃墟である。

Dsc00176

廃墟なのに扉が開いている。緑に取り込まれそうになっている入り口が、かぱっと口を開いている。深呼吸して中に入ってみた。

20141007_151735

ツタの葉がうどん・そば自販機に導く。

Dsc00173

ひっそりと息をひそめるうどん・そば自販機。残念ながら稼働当時の価格は確認出来なかった。

Dsc00169

隣にはカップコーヒーのベンディングマシーンと、お金を入れて扉を開く形式の自販機が。

Dsc00170

たばこの自販機は壁に埋め込んである。

Dsc00172

しかし、雑然としている。床にはゴミやほこりが散乱し、窓から差し込む陽光に揺れていた。

Dsc00178

Dsc00179

Dsc00171

この場所も賑わっていた時代があったのだろう。壁の注意書きが何とも言えない気持ちにさせる。

Dsc00177

トイレだけ使って、何も買って帰らない客に業を煮やしていたのだろう。しかしまあ、観光バス1台で3000円徴収はちょっと無理があるように思える。ここは本当にこの建物しかなく。あとは道路とトンネルと雑木林だけなのだ。

Dsc00175

うどん、寿司・弁当、ハンバーガー、コーヒー、ジュース、ビール・おつまみ。手書きの看板のそれらの文字に大らかな時代を感じる。昔はでたらめだったんだろうなぁ。

気をとりなおして国道42号線を進む。(その2へ続く)

|

November 18, 2013

電子書籍、はじめました

ネットの世界ではこの2,3年前から「電子書籍の時代だ!」「誰でも出版できる時代だ!」と、かけ声だけは威勢良く、ネットメディアが賑わっていた。私はそれを、「ふーん」という目で静かに見守っていた。パブーで1回お試しで出しただけで、なんとなくまだまだだな、と思ったのである。

まず、当時は読める端末がiPhoneくらいしかなかったし、縦書きができなかったので、「いかにも本」という感じで作りたかったのでその点で物足りなかった。

でも、今はKindleというアマゾン謹製の電子Bookリーダーも出たし、iPhoneだけでなく、アンドロイドのスマホや、タブレットも一般の人が使う時代になってきて、私も電子版が出ている本は電子版から買うようになった。

そこで、また書きたいという気持ちが盛り上がってきた。10時間くらいかけてポチポチとキーボードを叩き、18,000文字ほどを書き上げた。写真はInstagramから持ってきた。表紙は友人のデザイナーの方にお願いした。

それが、今日、無事Amazonから発売された。

Kindleを持っていなくても、iPhoneやアンドロイドのスマホ、タブレットに無料のKindleアプリをインストールして読むことができますので、是非、ご一読ください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 16, 2013

和歌山・崎の湯、龍神、高野山ツーリング

会社員バイク乗り殺しの3週連続雨の週末が続き、この3連休も日、祝と台風の予報になっていた。なので、ここぞとばかりに土曜日は早起きをして、ふらっと和歌山に行ってきた。目的は白浜の崎の湯。

5時半に起床。ごはんを食べて、バイクを庭から出し、出発したのは7時ちょうど。今回のルートは阪神高速池田線、環状線、湾岸線経由で和歌山入り。田辺まで高速でそこから下道30分。200キロくらいを2時間半ほどの予定。ETC休日割引さまさまのブルジョワプランである。

だがしかし、環状に入った時点ですでに道が混んでいた。環状から湾岸へ向かう分岐で流れが完全に止まっている。まだ7時過ぎである。家でのんびりしておけばいいのにと、あんたはどうやねんというツッコミはおいといてクルマの列に毒づく。時速2キロペースにすでにココロが折れそうだった。

環状から湾岸に入ると、ビュンビュンに流れており、ヒャッハー!と流れに乗る。NC700Xだと湾岸線が怖くないのが嬉しい。あっというまに紀ノ川サービスエリアが見えてきた。特に休憩の必要性も感じなかったけど、まだ8時だし、と思い立ち寄った。それが驚くことにすごく混んでいた。

ゾンビのようにクルマとクルマの間からわらわらと人が出てくる。空いたロット目がけて前のクルマがバックで下がってくる。ここは無法地帯だ。とりあえずトイレに行って、そそくさと立ち去る。連休の初日はすごいってことがわかった。

その直後、広川ICより南は渋滞7キロという表示があった。確かに海南より南は片側1車線の区間が大半なので渋滞しやすいけど、朝っぱらからそれは自動車専用道として機能していないということではないのか。すでに渋滞にはうんざりしていたので、海南ICで下道に降りた。

国道42号線はとても空いていた。御坊市内と田辺市内はそれなりだったけれど、スムーズに走れた。10時半に崎の湯に到着。久しぶりに来た崎の湯は様子が少々変わっていた。料金が無料→300円と来て、今は400円。バイクは駐車場内のトイレの裏に置くことになっていた。クルマは2台だけでバイクが5-6台。こんな狭いところに入れたら出すとき面倒だなあと思いつつ入れた。

お金を払うとき、おばちゃんが「シャンプーと石けんは使えません」と言った。そもそも真水が出ないし、洗い場もないのに、なんでこんな事を言われるのかよく分からなかったけど。「持っていません」と答えた。まあ、タオルと小銭入れしか持ってなかったんだけど。

温泉内には但し書きがいっぱいあった。撮影禁止、飲食禁止、携帯電話の使用禁止、タオルを湯船に浸けるな、などなど。海が目の前のいい温泉は変わらず。浴槽が3つもあるのに、客は私ともう一人だけだった。温泉ブームのころは混み合っていたけど、今は300円くらいでスーパー温泉銭湯があるし、ロッカーもなく洗髪もできない温泉はマニアのものなのかもしれない。おかげでお湯を満喫することができた。

外に出てそばの岩で休憩。

ちょうど浴槽もこんな感じで目の前が海。海が荒れている日はザブザブと海水が浴槽に入ってくるワイルドなお湯なのだ。

持ってきたお茶を飲み一服。さてどこへ行こうか、何を食べようか考える。まだ11時前だ。このまま帰るのもナンだし、潮岬に行くのも蒸し暑いし、ということで山側に入ることにした。目指すは龍神スカイラインと高野山。標高1000メートルを超えるので、この蒸し蒸しした残暑から逃れられるだろう。

食事はどっかで何かを買って、涼しいところで食べることにした。白浜は観光地なので、美味しい物があるけど高い。ということで、一人だとこのパターンが多い。国道に戻る途中にあるスーパー、Vショップでサンマ寿司とお茶を購入。

国道311号線で中辺路方面を目指す。途中、川沿いにあった道の駅ふるさとセンター大塔でお昼休憩にした。川を見下ろす土手の上でサンマ寿司を食べる。

このサンマ寿司がなかなかよかった。サンマは肉厚で酢じめの具合も締まりすぎてなくていい。わさびの代わりに柚子胡椒を使っている。千切りの生姜も入っていて美味しい。これで350円はなかなか。のんびりと川面を渡る風に吹かれながら堪能した。

ここからは走るモード。国道311号線から県道198号に入る。県道といっても最近作りなおしたようで、国道より快適なくらいだ。交通量も皆無。気持ちよく飛ばす。いったん国道425号線に合流してから、国道371号線へ。ここからが龍神街道の始まり。龍神温泉を越えると龍神スカイラインのはじまり。

これはなかなか大型バイクには楽しい道だった。幅も広いし、コーナーのアールがほどよいので、開けるところがちゃんとある。正直カブ90だと登りでどんどん失速していっていたのだけれど、NC700Xなら楽しいと言えた。

標高をぐんぐん上げて1,282mに達したところにごまさんスカイタワーがある。ちょっと休憩。いつもながらにバイクが多い。とても涼しく気持ちがよかった。おみやげ屋さんで手作り甘味を売っていたので、柚子水ようかん(150円)を買う。これがまた美味しかった。

柚子のつぶつぶが入ったゼリーと甘さ控えめこしあんの水ようかんが2層になっている。これがひんやりとのどごしがよい。青梅ゼリーと完熟梅ゼリーも美味しそうだったので、次また食べよう。

もぐもぐと水ようかんを食べていると、どんどんバイク乗りが増えてきた。みんなマスツーリングで大型バイクばかりなので、なんとなく逃げるように出発。特に理由はなく何となくだけれど。高野山まで気持ちよく走る。途中、青いインプレッサSTiが豪快にスクラップになっていた。下りのコーナーでオーバースピードでガードレールに突っ込んだのだろう。すでに警察が来ていた。いやはや。

高野山では最近できたファミマに寄る。瓦屋根がいいかんじだ。ここで和歌山名物のグリーンソフト(170円)を食べる。

このグリーンソフトは今時の濃厚なソフトクリームとは違い、あっさりとした甘さとお茶の風味で、食後に甘さが口に残らない。高野山は少々蒸し暑かったのでいいかんじだ。パッケージも昭和っぽくていい。

ここで、ここからどうやって帰るか考えた。普通に考えれば、山を下りて和歌山ICから高速だろう。しかし、どうせ混んでるし、まだもうちょっと走りたい気がするので、山を下りて、犬鳴峠から大阪に抜けることにした。ヨシと下界に降りる。途中、いいペースで走っているCB1300SBがいたので、着いていったけれど、信号待ちでよく見たら1300ではなく、400だった。まあ、私の走りでは、1300にはついて行けないだろうから、当たり前といえば当たり前か。

国道24号線との分岐でそのCB400SBとは別れ、西へ進む。するとセブンイレブンがあったので休憩。

セブンカフェでアイスコーヒーブレイクだ。それとお金を下ろす。実は、崎の湯でお金を払うときに気がついたのだけれど、お札が千円札1枚しかなかったのだ。幸い、オバハンの性というか、小銭入れがパンパンでざっとみたところ、900円くらいはありそうだったので、そのままここまで来たのだ。高速はETCだし、ガソリンはカードで入れるし、小銭で何とかなるのがソロツーのいいところのような気がする。

お金を下ろし、アイスコーヒーごくごく。まだまだ蒸し暑いのでとても美味しかった。これが100円で飲めるのだから、セブンイレブンさまさまだ。

冷たいコーヒーで生き返って、また走り出す。流れの悪い国道24号線は早々に逃げて広域農道へ。そこから犬鳴峠に入った。いい感じに走る。泉佐野のあたりでちょっと迷ったけど、湾岸線を北へ走る。ぼちぼち夕暮れの時間だ。私はETCをオンにして、高速に乗った。夕暮れの中の工場群を見たかったのだ。

6時10分頃、圧倒的な夕焼けの中に工場群がにょきにょきと映えている。そこに点くあかりの一つ一つが、蜻蛉ののたまごのように小さく丸いあかりなのだ。この景色を写真に撮りたいと思ったけれど、ここで停車するわけに行かないので記憶に留めて走った。夕暮れ時に合わせて工場地帯を走るのはいいなあと思った。

そこからはお決まりの渋滞だ。まず、環状線に合流するのに渋滞、空港線に合流するのに渋滞。高速に乗っていた時間は1時間ほどだったけど、ここが一番疲れた。

こうしてNC700Xでの初めての和歌山ツーリングは無事終了。走行距離は500kmくらい。約12時間。燃費は相変わらずのリッター37。カッパや水筒、タオル、食料などは全部メットインスペースに。

夕立ちを恐れてデジタル一眼レフカメラを持って行かなかったのが悔いの残るところ。iPhoneの写真はその場で見るときれいだけれど、パソコンでよく見ると全体に荒いというか、解像感に欠けるというか、不満の残る仕上がりなのだ。これからはiPhoneで撮るときは同時にK-30でも撮るようにしようと思う。

さて、来週も三連休。こんどはどこに行こうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 18, 2013

Soloでソロツー

単に「Soloでソロツー」と言いたかっただけ、ではなく、今日は絶好の小排気量日和だった。

このホンダSoloは、Twitterのバイク乗りの方から譲り受けた一台。発売当時から気になっていたのだけれど、カブ90とかぶってる感じがするのでなかなか手に入れることができなかった。なので、手放すと聞いたときに、真っ先に手を挙げて譲っていただいた。

まさにこれは、スポーツなカブなんである。

初のツーリングは紀伊半島の奥地、天川村に行ってきた。北摂の我が家からは行って帰って350キロあった。しかし、フカフカシートでお尻も安楽。カブなので燃費もリッター50。二種原に改造してあるので、60キロ巡航くらいなら余裕だ。これはいいバイクを手に入れた、とニヤニヤしていた。

さて、よく晴れた土曜の昼下がり。20年もののタンクバッグにお茶セット、ヤカン、バーナー、挽いた豆、一杯分のコーヒープレス、水1リットルなどを入れて、Soloで走り出した。新緑が深緑に変わる並木道。すととととっと気持ちよく時速45キロ。ジェットヘルのシールドを開けて、胸に緑色の空気を吸い込んだ。いいねーバイクは!

途中でパンを買い、脇道へ。県道324号。新名神の工事が着々と進んでいる。この県道は左手に小川が流れていたのだが、高速道路の桁が建設され、川はなくなっていた。ここを流れていた水はどこへいったのだろう。途中、通行止めなどもあり、ぐるっと遠回りで武田尾に着いた。

Short ride with Honda Solo

昔の温泉地風の看板がお出迎え。

川沿いを遡上。ハイキングの人が多いので、若干爆音気味なのが気恥ずかしい。しかしまあ、バイクに興味のない人から見たら、Soloは自転車に毛の生えたようなものだろうし、あまり気にしないようにする。

ダートに入ってお茶するところを探す。ダートといっても軽自動車の轍が残っているので、正確には単に舗装していない道だ。倒木だのステアケースだのガレ場だのはない。朽ちかけた石垣を見つけたので、木陰にバイクを止めた。いい感じのお茶スポットだ。

Short ride with Honda Solo

お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。

Short ride with Honda Solo

ボダムのミニトラベルプレスを最近は使っている。淹れたあとの豆を入れっぱなしにできるし、濃いコーヒーを抽出できるし、ダブルウォールになっているので冷めにくい。ただ、ふたが閉まった状態なので、香りが楽しめないのが弱点か。でも、一人前ならこれが一番味と手間のバランスが取れているように思う。会社にひとつ、家にひとつ置いている。

今日のパンは煮込みハンバーグサンドとあまおう苺と練乳のパン。煮込みハンバーグは手作りハンバーグがジューシー、あまおう苺と練乳はまさにその味。最高にぜいたくな外ごはん。

しかし初夏の陽気だった。ジャケットを脱いでTシャツになる。ちょうどいい場所までバイクを動かして一人だけの撮影大会。

Short ride with Honda Solo

緑の山に赤いタンクが映える。

Short ride with Honda Solo

バイクってすごく単純な乗り物なんだなーと思う。Soloを見ていると。

Short ride with Honda Solo

シンプルで単純で物足りないようで必要充分。

ひとりでバイクを押したり引いたり、あーでもない、こうでもないとじたばたしていたら汗をかいた。ここで、アイスコーヒーに切り替える。小さなマグボトルに家から氷を持ってきたのだ。そこに先ほどのコーヒーを注ぐと、アイスコーヒーができた。ツーリングで冷コー。贅沢だ。

Short ride with Honda Solo

帰りは宝塚を北に抜け、猪名川町のほうからぐるっと帰る。排気量のわりにバイクが長いので、直進が得意。クルージング的な乗り方ができるのが楽しい。昼の2時半ごろという中途半端な時間帯。田舎の県道12号はのんびりゆったり走ることができた。

行って帰って50kmもなく、使ったガソリンは約1リッター。パン2つで330円くらい。小さいツーリングも楽しいねぇ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 18, 2011

晩秋の武田尾。未舗装路をゆく。

昼からぶらぶらと久しぶりの武田尾方面にブロンコで出かけた。

この辺は新名神高速道路の建設予定地になっており、アクセスルートである切畑猪名川線(http://www.town.inagawa.hyogo.jp/dept/04310/d003810.html)は平日日中通行止めだったりして、工事が始まってから足が遠のいていた。近場でぷらぷらする絶好のスポットなのだが、川のかたちが変わっていたりして、少し痛々しい気持ちになっていたのだった。

実際走ってみたら、道は姿を変えていた。川には土嚢が詰まれ、流れを矯正されている。高速道路の脚部分がどおんと並んでいる。新名神ができるころ、私の住む街もいろいろと変わってしまうのだろうなあ。

などと社会派ちっくに考えつつ秘境駅として有名な?武田尾駅にやってきた。ぬるい足湯はスルーして、川沿いを走る。やがて未舗装路になる。

Sunny Sunday afternoon

この写真はE-PL1sで撮影。peak designのカメラクリップを使い、ザックのハーネスに取り付けている。レンズはLUMIX F2.5/14mmを使用。使い勝手と大きさのバランスを考えたら、ぎりぎりの選択だと思う。本当は、Pentax k-mにオールドレンズのF1.4/50mmを使いたいところだけど、でかいのでハーネスに取り付けるとその辺にぶつける恐れがあるし、画角が75mm相当になるので狭い林道では使いにくい。ボディが小さ目の素子がフルサイズのデジタル一眼レフカメラが出たら欲しいところだ。

カメラの道はまさに沼だ。これ一台で何でもと思うけど、カメラの個性に魅せられて、1台、そして1台と地味に増殖してゆく。

さてさて、赤い橋を渡り対岸を今度は下流に向かって走る。こちらもほどなくして未舗装路に。道幅は広く、草刈りもされていて、走りやすい。

Riverside gravel road

次の駅(西宮名塩)まで抜けることができるのかな?と思って走る。前方に川を渡る橋が見えた。行けるかもしれない、と思ったら、林道は小さな支流とクロスする部分になる。そこは金属のトタン屋根?のようなもので橋の役割をしていた。体重の軽い人なら通れるかもしれないけど、バイクで渡れる自信は無い。引き返すことにした。

このUターンがしんどかった。道幅が細く、右側が法面、左側が河原に通じる崖状態。降りて小刻みに斜面を登ったり降りたりしてどうにかターンさせた。冬装備なので、すっかり暑くなってしまった。ジェットヘルのシールドが曇るほど、ポカポカになった。

そんな感じでじたばたしつつも晩秋というか、初冬の未舗装路を満喫した。雪が降ったらまた来ようっと。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

July 18, 2011

うろうろポタリングin大阪市内

この週末はバイク屋さんの飲み会があったので、自転車で大阪に行くことにした。といっても全部走って行く気力もないので、輪行である。輪行とは、電車等の交通機関に袋詰めの自転車を乗せてどっかへ行き、駅から組み立てて走るといういいとこ取り的な行為を言う。

私は輪行歴は割と古くて、19歳くらいのときに当時発売されたばかりのMTBを買い、いきなりニュージーランドに行ったのが初めてだった。そのときは2週間くらいかけて走ったというか、半分くらいは電車に乗せた。かの国は、貨物車両がくっついていて、そのまま自転車を乗せることができる。

が、日本は電車に自転車を乗せるのはそれなりに面倒だ。まずちゃんと袋に入れなくてはいけない。自転車だけなら袋に入れてもそれほど荷物ではないのだけれど、工具とか、ヘルメットとか、普通の旅の荷物もあるわけで、それだけ持つと身長が縮みそうなくらいに荷物が重い。ということでその後に輪行をしたのは、それから10年後に滋賀の近江八幡から長浜までを走ったときまで飛ぶ。

そして今回。相棒の自転車はGiant Escape Mini。小さな車輪の憎い奴だ。これをモンベルのリンコウシートで運ぶことにした。このリンコウシートは今は廃番商品だ。当時としては画期的に小さく、また、タープとしても使えるということで、旅心をそそる一品だった。

昨晩の残業の疲れか、土曜日に布団から出たのはもう11時だった。それからエアコンをつけ、リビングで自転車をばらしてリンコウシートでくるんでみる。前輪を外すだけで入るのでしめしめと思った。ペダルと後輪をそのままだと楽なのだ。それから昼ご飯を食べて、2時半ごろ家を出た。3時前に最寄りのJR駅に着いてばらす。高槻行きの普通に乗った。

どこで降りるかは漠然と大阪駅かなあと思っていた。が、しかし、大きな駅は歩く距離が長い。目的地はバイク通り経由新今宮。ふと思い立って塚口駅で東西線に乗り換え、海老江駅にしようか、新福島駅にしようかと考えているうちに、北新地駅を越えてしまい、大阪天満宮駅で降りた。

これは正解だった。ちょろっと天神橋筋商店街を冷やかして、中之島に入る。

ぼちぼち4時半だ。日が傾いてきた。ここからは松屋町筋を南下。20分くらいでバイク屋さんへ着いた。ちょこっと休憩して、新今宮の定宿、ホテル来山南館へ。ここは一泊2100円。しかも今回は楽天ポイントで支払ってタダだった。細かいことはこちらで。

ホテルの人はOKとのことだったので、自転車は袋に入れて部屋へ持ち込んだ。太っ腹だねぇ。早速、大浴場で風呂に入って一服。この値段でシャンプーや石けんが備えつけてあるのが嬉しい。着替えて宴会へ。これは歩きで行った。

今回は北新地で焼肉を食べた。食べ放題が4280円で、飲み放題が298円。さすが新地の焼肉だ。普通の食べ放題よりだいぶ美味しい。あと涼しくてそのまま座敷で寝たくなった。

そこからはすんなり帰って、洗濯して部屋でちょこっと飲んで寝た。

目覚めは9時頃。ウーロン茶を飲んで。ホテルの前で自転車を組み立てる。ヨーロッパ系のおっちゃんが、Nice Bike!と私に言いながらチェックアウトして行った。新今宮はバッグパッカーの街に移り変わりつつあるのだ。

今日は特に目的はない。新世界、通天閣の周りをぶらぶら。まだ10時なのに通天閣は行列で30分待ち、串カツ屋はもう営業していて、呼び込みをやっている。凄い街だよ、新世界は。朝からビール!も魅力的だけど、炎天下の中家に帰らなくてはいけないので、とりあえず遠慮しておく。いや、まあ、飲みたいんだけど。

お腹が空いたので、昔ながら茶店でモーニング。トーストとコーヒーで300円。ウエイトレスはもじゃもじゃパーマにエメラルドグリーンのTシャツ、ラメのスパッツのおばちゃん。大阪に来たー!!って感じだ。コーヒーうまい。 トーストはもう一枚あったけど、食べてからふと気がついて写真を撮った。耳を落としてある厚切りトーストって久しぶりに食べた気がする。

そしてまたバイク屋さんに寄る。今度は冷たい缶コーヒーをいただいた。いつもありがとう。そこからは堺筋の100円ローソンでお茶1リットルを補給。木津市場の横を抜けて、御堂筋へ。アップルストアなどをチラ見しつつ、長堀通りへ。この辺ですでにふらふらであった。まだ午前中やっちゅうのに。

南北をつなぐ道に日陰が少なくなって来た。そこからは細い道を走る。そしてアランジ・アロンゾのショップで休憩。ステッカー、ふせん、小物入れを購入。このショップは可愛すぎるのでいつも散財してしまう。

しかしこれは途中で倒れるのではないかと思うほど暑い。タイよりシンガポールより暑い。でもスーツ着てる人とかいるよね、どこの星から来た人なんだろう…。などと頭がおかしくなりそうなころ、靭公園に着いた。

ここは中学生くらいのころからしょっちゅう来ていた。なんと歩道が全部舗装されており、驚いた。そんなことするから暑なるねん、と無意味に憤ってしまう。バラ園の噴水で小休止。

私も噴水でヒャッハー!しようかと思ったが、水がぬるいので止めた。まあ、ぬるいよね、気温35℃くらいやろし。でも写真の右手に写っている外人さんたちは下半身を水につけて、バドワイザー飲んでいた。大阪は国際化が進んでるなー。

でもまあ、日本はそういう意味では緩いと思う。海外では一般の住居以外の建物内はすべて禁煙。公共の屋外では飲酒禁止だったりして、とても息苦しい感じだ。花見とかできないし。あとハワイはビーチが禁煙、禁酒らしい。海と言えばビール!なのでそれだけで、ハワイに行く気がしない。タイは向こうからビールを飲みませんか?とビール屋さんが来てくれるのに。お国柄なんだろうか?

ぼちぼちお腹が空いてきた。この辺はなんぼでも店があるのだが、頭が回らないのと、凝った物を食べる気力が無い。というわけで、なか卯ですだちおろしうどんをずるずるっと食べる。これが生き返るようにうまい。新福島まで走る気力が出てきた!

そこからは変わりゆく地元を見ながら走る。中学から20歳くらいまでを福島区で過ごした。ライフができ、ABCの新社屋は中之島へ。しかし、裏通りへ入ると、「人間乾燥機、暦風呂」という謎の看板の銭湯や、フレンチの名店(量が多い)の大西亭などはまだあって安心した。元住友銀行のところで自転車を片付ける。

適当に来た電車に乗り、尼崎で一旦乗り換える。日曜日の昼過ぎという中途半端な時間で、人はまばらだった。なので、自転車がじゃまにならなくて安心した。

このリンコウシートはMTB用なせいか、とても大きさに余裕がある。なので小径車ならサドルも下げず、ペダルも取らず、後輪も外さずに入る。その分、見た目はこのようにちょっと大きめなのだが。

福知山線新三田行きの普通に乗る。乗客はまばら。最後尾の車両に乗る。ここが一番自転車を置きやすい。もちろん先頭車両の一番前でもいいのだけれど、そちらは鉄道好きの子供たちに譲ることにする。

最寄りまでほんとにすぐだった。涼しいし、空いてるし、いつまでも乗っていたい!と思ったけど、新三田まで乗っても、そこから自転車で帰って来れる自信はないので、素直に降りる。午後2時。最後に一番のクライマックスが来た。

めちゃくちゃ暑いというか、息苦しいレベルで自転車を組む。

水道で手ぬぐいを濡らして首に巻く。あじあじといいながらこぎ出した。吸い込む空気が熱風だ。そしてひたすら25分家に着いた。今回の旅はおしまい。

水シャワーを浴びて、びしゃびしゃのまま服を着て、エアコンを入れたリビングで「ぐでー」と転がる。頭ががんがんするので、やはりこれは熱射病なんだろう。

総走行距離は25キロくらい。大阪は平地が多いし、立ち寄る場所が多いので、自転車は楽しい。心斎橋のアップルストアも、南船場のアランジ・アロンゾのショップも、バイクで行く気はしない。置くところがないし。

次はもうちょっと涼しくなってから、和歌山、姫路、高松あたりを攻めてみたい。いつもバイクでは素通りしてしまう、ちょい街を自転車で巡る。また新しい楽しみを見つけてしまった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 12, 2011

香住・今子浦キャンプツーリング

この土日は雨が降らなさそうだったので、1年ぶりくらいにキャンプツーリングを決行した。今回は同行者が珍しくいる。

前の前に勤めていた会社のバイク乗りの皆さんだ。

最初は場所だけ決めていて、現地集合にしていた。一人が原付だし、みんな家がばらばらなので待ち合わせが面倒ということで、香住の今子浦キャンプ場に15時とだけ伝えていた。

こんな感じでレッツゴー。

が、しかし、今は携帯電話などという便利なものがあるので、「今どこおるの?」とか「今起きたw」とか「バイクは辞めて車で行きます」とかいろんな連絡がリアルタイムに入ってくる。なので結局、国道9号線の道の駅但馬楽座と養父市のそば屋仙石で集合した。

車で来る1人を除いて、3人で出石そばを食べた。


一人前5皿で800円。たまごは無料で食べ放題なので、ごはんを追加注文してTKGもぐもぐ。なかなか太っ腹な店だ。

9号線から、矢田川のほうへ入る。道の駅あゆの里矢田川で休憩。

そしてさくっと香住へ。正直何度も来ているので新鮮味はない。しかし、同行者がいると景色もなんだか新鮮だ。スーパーでビール等を購入して、3キロほど走り、今子浦キャンプ場へ。

しかし、なんと閉鎖されていた。ハハハ、何でだろうねえなどと言いつつ、車の子が遅れて来るので、場所を変えるわけにも行かず、結局今子浦海水浴場の駐車場の横の原っぱにテントを張ることにした。

やはりというか何と言うか、地元の人がテクテクとやってきて、ここはキャンプ禁止ですと言われた。が、しかし、みんな旅慣れているせいか、ここは景色もきれいでいいですねーなどとトークを膨らませ、「ごみは持って帰っていただければ、いいのでどうぞ」と言うところまで持って行った。すごい…。ついでにその地元の人は、また戻って来て、温泉の割引券がありますよと言ってくれ、「上の展望台から見る香住の港はきれいなので、是非行ってください」と言うのだった。

「おっちゃんは地元ラブやねんなあ」と友人は言った。ほんとにそうだねえと思った。夕日が海に沈む頃、宴会を始めた。今回は焚火グリル、笑's B6君と備長炭を持って来た。つまみは手羽先を塩こしょうレモンで下味を付けたもの、ホルモンたれ漬を準備してきた。スーパーでサザエを買った。酒は各自がワイン、バーボン、ビール、日本酒を持ち寄った。

夕日を何となく眺めると宴会モードへ。

枝豆、ジャーマンポテト、韓国海苔スナックなどじゃんじゃん登場する。そしてついに車がやってきた。車は今となっては懐かしい、ダイハツミラTR-XXアバンツァート。「このころの軽の方がらしくていいよねー」などと言い合う。 その後、怒濤の宴会モードに入るかと思いきや、わりとまじめな話に終始してしまった気がする。

日付が変わる前に、宴会は終了。

翌日は起きたらまだ5時半だった。年寄りみたいだなあと思いつつも、カメラを持ってうろうろ。静かすぎる朝。

やはり眠いので二度寝。起きたら8時前だった。そしてコーヒー。

起きたらやたらとお腹が空いているので、早々に撤収。日本海らしく、海の幸を満喫することに。香住から西へ。餘部、鎧などを越えて浜坂へ。この辺では一番大きな町だ。そこの渡辺水産という魚屋とレストランが合体したところで昼食にした。

ここの海鮮定食。どーん!

あまりうまく撮れなかったけど、写真に収まりきれない品数の多さで、お腹がパンパンになった。これで1500円はかなりお得だと思う。

すっかりまったりしてしまい、どっか走ってから帰ろうかと思いきや、まあまあ、海も見たしということで帰路へ。行きと同じルート。県道から国道9号線に戻って、一本柳の交差点から北近畿豊岡道へ入って、遠阪トンネルを通り、春日ICから舞鶴若狭道経由で三田西まで。

途中、休憩しまくる。連れがいると休憩が楽しいのがいい。土産物を買ったり、買い食いをしたりして満喫。道の駅いながわで最後の休憩をして、それぞれの家に帰った。

でも、サービスエリアで見かけるバイクは大型ばっかりになったなーとしみじみ思った。ほんの15年くらい前は、250や400が主流だったし、荷物山盛りのキャンプツーリングバイクもそこらへんにいた気がする。西紀サービスエリアでは、溢れるほどバイクがいたのに、250クラスで荷物を積んでいるのは自分たちだけだった。

確かにこれだけ荷物を積むと100キロは出せないし、大型で、荷物を山積みにして走るのがいいとこ取りでいいのかなと思う。でもそうすると、下が土や砂のところを走るのに気を遣うから、やっぱりこのクラスに帰って来てしまうのだった。

今回の走行距離約370キロ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 15, 2011

ふらふらと北近畿行

この休みは10連休だったにも関わらず、珍しく遠出をしなかった。が、最終日から2日目の昨日、やっとこさブロンコでふらりと出かけてきた。

猪名川経由で篠山に抜けて、丹南篠山口から舞鶴若狭道へ。春日ICから北近畿豊岡道へ。一旦青垣ICで降りる。というのは北近畿豊岡道は無料の自動車道なんだけど、この先の遠阪トンネルだけ有料なので、降りて峠を走るのだ。峠の方が走るのは楽しいし、タダだし得した気分。

そこからは和田山に抜け、えっちらおっちらと9号線を西へ。これがだるい。大型トラックが多いのと、村岡、八鹿など街を抜けるたびに右折の車がおって、なかなか進まない。結局、最初行こうかなと思ってた鳥取行きは挫折して、村岡で県道4号へ右折。全く車がいなくなり、矢田川沿いをマイペースで走る。

ここまで休憩していなかったので、道の駅あゆの里矢田川で休憩。まだ12時くらい。ここまで2時間ちょいで来たのでなかなかいいペースだ。ホットミルクティーでも飲もうかと思ったら、自販機が「つめた~い」ばっかりで泣けた。そんなん飲んだらお腹壊すんですけど。(気温は20℃前後、ずーっと曇りでどちらかと言えば寒い)

しかも、音楽がうるさい。童謡がエンドレスにかかってるんだけど、音がでかい。「グッドバイ!グッドバイ!グッドバイバイ!」とか、「まさかり 担いだ 金たろぉぉぉ~!!」「赤いべべ着た~」などなど、もう30年ぶりに聞いたような曲が、静かな山里に響き渡る。いつも思うんだけど、道の駅の音楽って誰得なんだろう。川のせせらぎで十分なんだけど。

あたふたとそこを去り、香住町内へ。いい時間なので、くわぶろ屋でラーメン。今日はネギラーメンにしてみた。

Hamasaka01

ピリ辛ですが、よろしいですか?とおばちゃんに聞かれただけのことはあって、ほんとにピリ辛で鼻がてかってしまった。でも、相変わらずうまい。ここのおつゆのベースはほんのり柚子風味の醤油味。そこに白ネギ、細切りチャーシュー、自家製ラー油がわさーっ!と入っていてとてもうまい。おっちゃんがいつも一品サービスしてくれるのもうれしい。今日は大根とキュウリをささっと切って、塩だれと花かつおで合えて和風のサラダをいただいた。ありがとう!!

お店↓
Hamasaka03

看板犬↓

Hamasaka02

そこからは若干鉄分を含んだルートを取る。R178を西へ。まずは鎧駅。この天気の悪さがいかにも日本海という感じで好きだ。

Hamasaka04

ホームから日本海を眺めてみる。台風が来たらこわいだろうなあといつも思う。

Hamasaka05

駅前の木造建築物。静かで人の気配はない。

Hamasaka06

次に目指すのは餘部橋梁。ぼちぼち付け替えも終わっている気がする。

こんな感じになっていた。

Hamasaka08

ここからは国道を離れ、海沿いの県道へ。この県道260号は荒れ放題でなかなか楽しかった。但馬海岸なんとか道路と名前はついているものの、倒木あり、落石あり、道は一部崩れ落ち、四輪だったら全く走る気はしない。

でもその分、景色を堪能できたし、タヌキ、キジ、イタチなどがわさわさと出て来たりして、個人的には楽しかった。また、こんな感じで脇道がいい感じに林道だった。

Hamasaka09

こういうところに、迷わず入って行けるような腕が欲しいもんである。とりあえず見るだけ。

県道を抜けると浜坂の街に出た。ビーチ沿いは誰もいない。静かな海。漁港を抜けて、隣町の諸寄へ。

ぼちぼち3時なので、海を見ながらコーヒーを飲むことにする。この辺は喫茶店も、コンビニも何もないのを知っていたので、飲みたければ自分で淹れろってことで、適当な場所でお湯を沸かし、豆をごりごり。今日はドリップでなく、コーヒープレスで淹れた。

Hamasaka10

意図せず、めちゃくちゃ濃いコーヒーだったが、穏やかな海を眺めながら一服した。真夏以外はほんとにこのへんは人がいない。

Hamasaka12

気分的にはこの辺で一番好きな居組駅やくずれ浜にも行きたかったが、5時くらいからこっちのほうは雨の予報だったので、早々に引き上げることにする。ここで走行200キロを超えている。

浜坂町内で給油をしたら、5.6リッター入った。燃費はリッター37くらい。高速を走るとリッター40はなかなか出ないようだ。まあ、ほぼ全開!って感じだし。この時点から、どんどん空は暗くなる。

ミラーに映る北の空は明らかな雨雲で、追いつかれないように南下する。遅い車をそれなりにバシバシ抜きながら走るが、そのうち雨雲に追いつかれた。最寄りの道の駅である、道の駅ようか但馬蔵で雨宿り。

しかしまあ、南の空は明るいのに、ここらへんだけ真っ暗でバシャバシャ降る。待っていても何だか面倒なので、カッパを着て走り出す。その判断は正解で、和田山で止み、北近畿豊岡道へ入ると路面が乾いていた。こっちらへんは降っていないのだ。

舞鶴若狭道に入る頃には夜に。私を追い越してゆく、スポーツバイクのテールライトが奇麗だな、と思いつつ、疲れたので90キロ前後しか出さずに走る。いやー空いててよかったよ。

このころになると、両手両足が痺れているし、寒いし、メットのシールドは潰れた虫で見にくいしで、とほほ状態だった。へろへろになって三田西で降りる頃にはもうすっかり日が沈みきっていた。

新三田と猪名川を結ぶ真っ暗な山道をハイビームでマイペース走行。大体65キロ前後で流すわけだけど、これはかなり快適。速度を20キロくらい上げると、一気に修行状態になる。うむむ。高速道路も路肩を60キロくらいで走っていいことにしてほしいものだ。

近所のスーパーに着いた頃には寒すぎて、ビールを買う気にもなれず、そばと揚げさんのセットを買い、家でたぬき(そば)を作って食べた。あとはぼんやり地図等を見ていると、11時過ぎに寝てしまったのであった。

高速を楽に走れ、取り回しに苦労しない、なおかつオフも走れて、そんなに値段が高くないバイクはどっかにないだろうか。。あ、ブロンコ400とかあればいいのか。。そんな夢を見ながら寝ていた気がする。

本日の走行距離 370km
使った金額 ネギラーメン750円 遠阪トンネル帰り200円 ガソリン 1260円(燃費:リッター37、ガソリンレギュラー126円で計算)


| | Comments (2) | TrackBack (0)