« 和歌山・味のある建物案内・その1 | Main | 和歌山・味のある建物案内・その3 »

October 20, 2014

和歌山・味のある建物案内・その2

しかし、いい天気だ。青い絵の具をべたっと塗ったような空に緑の木々。暑くもなく、寒くもなく、絶好の物見遊山日和だった。

「この奥」という電飾看板が脇道を指さしている。「どれどれ」とそちらに進む。

20141007_155602

脇道を進むと廃墟と化したドライブインが。窓は割れており、明らかに廃墟だ。しかし、傍らに停めたクルマの屋根に布団が干してある。古ぼけた布団ではなく、日常使われている新鮮な布団だ。

クルマか廃墟に人が住んでいるのだろう。私はすすすと立ち去った。

気を取り直して南へ進む。昔懐かしい感じのモダンな旅館があった。秋の空に静かにたたずんでいる。

20141007_160615

ここは廃墟ではないと思うけど、いまいち人の気配が感じられなかった。まあ、平日だし、観光地でもビジネス街でもないし、お客さんが極端に少ない可能性もある。

翌日も秋晴れだった。のんびりと青空の下を流す。ふと、道ばたのガソリンスタンドに立ち止まった。

20141008_145303

抜けるような青空と錆びたガソリンスタンド。ちょっとしたオブジェのようだった。とにかく静かで、信号が青になってしばらくすると、行き交うクルマの音さえ聞こえなくなる。

Dsc00190

灯油のスタンドが今にも緑に取り込まれそうだ。そして、事務所もしかり。

Dsc00189

屋根のガソリンのポンプが設えられた部分に錆が進んでいる。

Dsc00195

Dsc00193

いつか、結構近いうちに崩れ落ちるのではないかと、ざわざわした。熟した果実がぽとりと落ちる寸前に出くわしたような気持ちになった。

Dsc00196

いつまでこのガソリンスタンドがここに残っているか分からないけれど、形があるうちに見ることができて良かったと思った。

さて、次はどこを見学しに行こうか。(その3へ続く)


|

« 和歌山・味のある建物案内・その1 | Main | 和歌山・味のある建物案内・その3 »

「勝手コネタ」カテゴリの記事

「旅行・地域」カテゴリの記事