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March 30, 2014

どうなん?イオン格安スマホ。コミコミ毎月2,980円【検討編】

今朝目を引いたニュースはこれ。「イオンが格安スマホ 端末・回線、月2,980円」という日本経済新聞のニュース。

・端末代と定額ネット接続、通話基本料の合計で月2980円(税抜き)
・2年間の契約期間中にやめても解約金はとらない

というのが売りのようだ。いろいろと詳細を知りたいところだが、全文は会員登録をしないと読めないので、調べてみた。

すると、以下のようになるのではないかとのこと。

・端末はNexus4
・プランは日本通信の「スマホ電話SIM フリーDataプラン」
・解約金は取らないけれど、端末代金の残債は払う必要がある

その前提で考察してみると、事前に知っておきたいことがいくつかあるようだ。

・端末側は高速通信(4G、LTEなど)に対応していない
・通信速度の200Kbpsは(今となっては)それなりに遅い
・上記プランだとすると、端末代金は(2,980-1,560)x24=34,080円

また、初期費用がいくらになるのかもチェックしておきたい。現状では、今のキャリアからのMNP転出手数料が2,100円。新規契約手数料が3,150円。

プラス、結構な落とし穴なのが、今のスマホを「実質ゼロ円」などで分割購入している場合。この場合、2年は契約を継続するという前提で割引が施されている。つまり、iPhone5S 64GBは定価が90,720円。本来なら毎月3,780円を端末代金を24ヶ月、払うことが前提になっている。

なので、もし今持っているスマホを契約から2年以内に、このイオン格安スマホに限らずMNPすると、この端末の残債が3,780円x(24ヶ月-使った月数)だけ、一括で支払う必要がある。もちろん、月々割や月々サポートでの割引もなくなるので、正味の金額だ。また、2年契約の途中で解約する違約金が1万円前後必要になる。

以上を勘案すると、今スマホを使っていて、今の端末にしてから2年以内かつ、分割払いで購入している場合にMNPでこの「格安スマホ」に乗り換えるとなると、2,100+3,150+10,000+端末代金の残債=それなりの金額が翌月一気に請求されることになる。

また、元のキャリア(ドコモ、ソフトバンクモバイル、AU)によって、MNPや解約に際して、スペシャルルールが適用される場合もあるので要注意である。例えば、AUは解約月は毎月割や家族割が適用されないことになっているようだ。つまりその月に家族とたくさん会話していたら、料金は割引なし、一般のAU回線にかけた場合の料金が課されることになっている。大体30秒20円なので、毎日10分ほどしゃべったとすると、一日400円、一ヶ月12,000円である。単身赴任のご家庭などは注意が必要だ。

まあ、これは「イオンの格安スマホ」に限らず、キャリアを乗り換える、解約する場合には発生する出費なので、直接「イオンの格安スマホ」を導入する際のネガティブ用件にはならないけれど、お店の人はこのへんをあまり丁寧に説明をしてくれないケースがほとんどだと思う。

というわけで、「どうなん?イオン格安スマホ」の検討というよりは、その前段階のMNPについての検討になってしまったけれど、「格安」と言うからには安いよね〜と思っていると、翌月の請求で鼻血も出まへんわ!となること必死なのでまとめてみました。

実際に「イオン格安スマホ」の検証は、次のエントリーで。

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