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January 31, 2010

2010年の室津かき祭りに行ってみた

兵庫県たつの市でこの時期行われる「室津かき祭り」に行ってみた。ネットで場所を調べたら、室津漁港ではなく、梅林の駐車場でやるらしい。メインの国道250号線の南側。あいにくの雨だったが、クルマなので余裕。一路西を目指した。

たつの市内に入ると「かき祭り」ののぼりがあり、徐々に盛り上がる。駐車場は右折との看板があったので右折。すると、公民館的な建物の駐車場に誘導された。そして地図を渡されてびっくり。会場迄は1.7キロ、35分かかるという。しかも、シャトルバスはあるけれど、市のマラソンで国道が閉鎖されているので、11時からしか運行できないという。

このイベントは10時から13時なんである。それに11時から行ってもしゃあないので、他の人たちとともに歩き出す。てくてく。海に向かうはずが、山を目指し、いつしか道はあぜ道になってた。

そのあぜ道もずら〜っと地元のクルマが駐車されている。壮観なまでにずらっとあぜ道を埋め尽くしているのだ。

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この時点で何かがおかしい、とは思ったけれど、せっかく来たのだからと進む。するとマラソン大会のため、道を渡ることができなかったり、ケータイで撮影しようとしているおばさんがケータイを空に掲げたまま後ろ向きに歩いて来たりして、???な気分になった。

そして会場へ。一言で言うと駐車場だった。かき祭りなのに海も見えないし、潮風も感じない。そして狭い。

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出店も地元の野菜、産品が半分、かきと魚介類が半分。出店は10件くらい。コロッケが美味しそうだったけれど、アンケートに答えてくださいって書いてあったのでやめた。

ふいにそこらの男児が「これ、かき祭り?祭りちゃうやーん!」と叫んだ。親は聞き流していたけれど、きみは正しい。これは祭りではない。ただ出店があるだけなのだ。しかもここでしか食べられない、産地ならではというのは別になかったと思われる。

トイレでも行こかと思ったら仮設トイレが2つあるだけで、10時の時点で一つは紙が山盛りであった。いや、これってさ、どーなんと思った。あほくさ、もうええわ、と思って帰ることにした。ついでに隣りのマラソンのベースの場所を覗いたら、そっちは仮設トイレが10個くらいあった。

それで分かったけれど、これはかき祭りで観光客を呼ぼうというやつではないのだ。メインはマラソン大会で、人が集まるからかき祭りもやってまっせ。というだけなのだ。しかし、この播州地方では毎週どこかでかき祭りをやっており、JR西日本のサイトからもリンク集があるほどの人気のイベントなのだ。嫌な言い方をすれば、その尻馬に乗ろうというだけの企画で、遠方から来る観光客に対する配慮は一切ないと感じた。

駐車場に戻る途中も、いろんなひとがぼやいていた。「俺、もう疲れたからクルマ戻っとくわ。」という人もいたし、寝てしまった子供を抱きながらベビーカーを押す子供連れもいた。道路を封鎖しているおっさんに「嫁が車いすだから会場まで入らせてほしい」と訴えて、だめですと断られキレてる人もいた。

そりゃそうだろうと思う。誰がこんな小さなかき祭りで往復3キロとか歩かされると思うだろうか?それも地元のクルマはちゃっかり通行禁止になる前に会場に入り、そこらのあぜ道にクルマを放置しているのだ。バカみたいなとこに来てしまった…と思った。

このまま帰るのもなんなんで、と思い、西に進み相生の方へ行ってみることにした。250号線は通行止めなので、一本北の県道を走る。すると、長い車列が出来ていた。この先で250号線と交差するので、その部分の開放待ちだという。約20分とのこと。それなら手前でちゃんと表示しとくのが普通だと思うのだが、まあ「知ってる者だけが得をする」というこの祭りの構造上、しょうがないのだろう。

止まって待っていろと言いに来た青年に「こんな交差点の手前で言わずに、手前から案内を出すべきでは?」と言うと、「そんなことわかんないんで。」と言われて開いた口が塞がらなかった。ほんとに地元の常識で好きなようにやってるんだなーとある意味感心した。

そうこうしていると、後方から救急隊のような人たちが機材を持って走って来た。5台くらい後ろは救急車で、サイレンは鳴らしていないが、赤灯は回っていた。こういう危機管理とか一切できてないんだろーなーと思うと、こんなところに来るべきではないと思った。いやはや。

どうにか室津漁港までたどり着いて休憩をした。ここは海沿いなので、潮の香りもして、かきの直売もあり、普通にこっちのほうがいい感じである。一軒の店で焼きがきを食べようかと思ったら、お達しがありかき祭りが終わる時間までかきは焼けないらしい。客をかき祭りに集めたいのだろう。いやはや。どうしてそんなことをするのだろうか。お店の人は、せっかく来てもらったのにと、別の干物を炙ってくれたが、すこしせつない気持ちになった。

そんな感じで、ある意味ネタにしかならないかき祭りだった。次は相生かどっか、もうちょっと評判の良さそうなところに行こうと思う。

【唯一和んだ今年初の梅】
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January 04, 2010

2010年とほほの初温泉ツーリング【武田尾温泉・足湯】

明けましておめでとうございます。今年も重箱の隅をつつくような記事を書いてゆきますので、よろしくお願いいたします。

さて、冬である。カブもスノータイヤに履き替え、ハンドルカバーを装着し、すっかり冬仕様になった。日差しがあればそこそこ暖かい(気がする)正月の昼下がり、温泉は湯冷めするけど、足湯なら大丈夫だろうと言うことで、前から気になっていた武田尾温泉の足湯に行って来た。

この足湯は武田尾温泉の旅館のおまけ的施設のようで、武庫川に面した道路沿いにしつらえてある。隣りには10台くらいの駐車スペースもあり、良心的だ。もちろん無料。

本日の気温は5度前後。装備は下がユニクロ・ヒートテックのアンダー(いわゆるパッチ)、毛糸のソックス、ゴアテックストレッキングシューズ、普通のジーンズ。その上に南海部品のオーバーパンツ。上は同じくヒートテックのアンダー長袖(いわゆるババシャツ)、ユニクロ・フリースシャツ、ジャケットはモンベルの中綿入りジャケット。首元はゴアテックスインサート入りのフリースネックウォーマー。

ここまで着たら寒さは感じない。ちょっと重装備感がある。

しかし、つま先はやはり冷えるので、足湯を見ると「ああ、早く暖まりたい!」という気持ちになる。オーバーパンツを脱ぎ、ソックスを脱ぎ、ジーンズを折り上げ、パッチをまくって、どぼん!と足を浸けた。


あったか〜い!…しかし何かがおかしい。足を入れた瞬間はほのかに暖かいが、冷静になると少しも暖かくないのだった。水面に近くて濡れたり乾いたりする部分がスースーして寒いのである。湯がびっくりするほどぬるいのである。これはやばい。右足の薬指がつる直前のような硬直した感じになってきた。

私は以前交通事故に遭って、その後遺症が少々あり、右足は部分的に血行が悪く、触っても感じない部分がある。そのせいか、たまに足がつったり、指が動かなくなったりするのだ。

しかし、温泉につかって足がつるというのもアレだ。そそくさと足を引き上げ、手ぬぐいで拭き、足をよくもんで、ソックスを履き、身支度を整えた。ウールソックスを履いた瞬間、暖かくてなごんだのが悲しい。

いやはや、参ったよ…。と思いつつカブを走らせると、急におなかがごろごろしてきた。冷えたんである。むむむ、しょうがないので近場の公衆トイレへゴー!さっき着たばっかりのものを再び脱いで事無きを得た。

まあたまたまかもしれないけど、あんなにぬるい足湯は初めてである。これならちょっと足を延ばして吉川の「よかたん」の足湯に行けばよかった。とりあえずここは春に再チャレンジである。

追記・この記事の英語版をupしました。イラスト書き下ろし!New style of onsen, (should be) happy touring with Honda Super Cub.

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